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Perfume - Reframe

去る3月20日NHKホールで行われた「Perfume×Technology Presents Reframe」に参戦した。

Perfume×TECHNOLOGY

Perfume x TECHNOLOGY | 東京2020で変わる | NHK Tokyo2020

私がPerfumeのワンマン公演に参戦するのは2年前の2016年6月に行われた「COSMIC EXPLORER(CE)」幕張メッセ公演以来だった。

 その間にもCEの京セラ・名古屋・ヤフオクドームでの追加公演や2018年2月から5月までのファンクラブ限定公演などワンマン公演があったのだが、残念なことに様々な要因が重なって行くことができなかった。

それだけに、今回の公演に参戦できると決まったときは非常に楽しみであったし、期待していた。

 

私がPerfumeのワンマン公演に初めて参戦したのは2015年9月26日に日本武道館で行われた「Perume Anniversary 10days PPPPPPPPP LIVE 3:5:6:9(3:5:6:9=すごろく)」だった。

私がPerfumeのファンクラブに加入したのはその年の3月だったが、本格的にハマっていくきっかけになったのはその前年(2014年)に発売された「WORLD TOUR 2nd」の映像を観てからである。

             

 

ティザー動画にあるこのライブの1曲目は「Spending all my time」という曲であるが、このライブでは3人の衣装に直接映像を投映するといういわゆるプロジェクションマッピングというパフォーマンス方法が取られている。

 映像化されているのはロンドンでの公演なのだが、ライブ中の雰囲気・熱気が日本での公演におけるライブのそれとは明らかに異なり、観ていてとても面白いので、Perfumeのライブをまだ観たことのない方にもおすすめの1枚である。(Perfumeというグループや音楽など突っ込んで語りたいことはまだまだあるが、それはまた別の機会にしたい。)

 

 さて、話をReframeに戻そう。

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 このライブは「This  is NIPPON プレミアムシアター」というNHKの番組の一環として行われた。

「This is NIPPON プレミアムシアター」とは?
NHKでは、東京オリンピックパラリンピックに向けて、スポーツのみならず、文化面においても気運を盛り上げられるように、日本を代表する多種多様なコンテンツに様々な演出を加え、その魅力を最大限に引き出すイベント「This is NIPPON プレミアムシアター」を開催しています。

「Perfume x Technology」 presents Reframe

 

なお今回の公演は、今までになかった完全着席制で行われた。

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私のチケットに書かれた座席は「3階 C8列」だったので決してステージに近いとは言えない位置だったが、NHKホールはそこまで大きい会場ではないので観覧に苦しむ訳ではないだろう、との思いで客席に入った。開演時間は19時。

 

そして20:00頃に終演。あっという間の1時間だった。

 

全体的な感想を述べると、今までのワンマン公演とはまた違った形でのライブを見ることができたためとても新鮮で面白かった。

また完全着席制を取ったため、「これから一体何が始まるのだろうか?」という会場一帯が緊迫感に包まれたのも印象深いものがあった。

今回の公演時間は1時間程度と通常のワンマン公演の2時間~3時間弱と比べても短かったが、最後の曲である「無限未来」までMCがなくパフォーマンスのみで淡々と進んでいったのでボリュームの少なさもほとんど感じることはなかった。

     

 

今回のようなテクノロジーで魅せる公演を観る機会があればまた是非ともやって欲しいと感じたし、2020年の東京五輪に向けてPerfumeの三人と制作陣に対する期待も益々高まった。

MCでのっち(大本彩乃)が言っていた「テクノロジーは冷たいもののように思えるけれども実は人間の生み出したとても温かいもの」という言葉を体現するのがPerfumeであり、彼女らが生み出す可能性なのだと思った。