少し前の話になるが、今年の1月8日に「24 -TWENTY FOUR-(以下、24)」の日本版リメイクドラマが放映されるというニュースが入った。
『24』日本版リメイクの制作決定 テレビ朝日と20世紀FOXがタッグ (リアルサウンド)- Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190108-00010001-realsound-ent
これは「テレビ朝日開局60周年記念番組」としてテレ朝と24本編の製作元である20世紀FOXの共同制作によって2020年度に放送される、というのである。
私は最近海外ドラマに凝っている、という話は以前にこのブログで書いた通りである。
そのなかでも24は私が海外ドラマにハマるきっかけになった作品だったこともあり個人的には非常に思い入れがある、大好きなドラマである。そういうこともあって、私は今回の日本版リメイクの24には大いに期待している。
誰が主演を務めるのか?ストーリーは、日本はどのような危機に陥るのか?気になる点は尽きない。
ニュース記事によると、本編のシーズン1でアメリカ初の黒人大統領候補が暗殺の標的になるというシチュエーションが「日本初の女性総理大臣候補がテロ攻撃の標的になる」というものに置き換えられるそうだ。
本編の基本的なストーリーはテロ対策ユニット(CTU)に所属する連邦捜査官である主人公のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が24時間以内にアメリカ合衆国に迫るテロ攻撃の脅威から救うというものである。
そして大抵ジャックは任務遂行の過程で国家を守る使命と自分の家族や恋人などとの板挟みにあい、ときには自分の上司や大統領の命令に背いてまで家族や恋人を守ろうとする、そのような息つまるストーリーはこのドラマの定石である。
また24時間でリアルタイムに出来事が同時進行していき、ドラマ内の1時間が丁度1話で終わるというのもこのドラマのスリルを強める一要素である。
私は、主演たる"ジャック・バウアー"を誰がどのように演じるかがリメイクで一番重要だと考えている。私が一番危惧しているのは「流行りの若手の俳優を持ってくる」という最も安直な方法である。海外ドラマを見ているとどうしても日本のドラマに対して批判的な目で見てしまいがちになってしまうことは認識しているが、日本のドラマは若手俳優・アイドルありきの作品が多く彼らのコマーシャルのようになっているものが多いと個人的に感じている。
ここからは完全な私見で申し訳ないのだが、ジャック・バウアーという"救世主"はベテランのいわゆる実力派の俳優の方に演じて欲しいというのが私からの勝手な願望である。
具体的な名前を出すとするならば、同じテレビ朝日で放送されていた横山秀夫原作サスペンスの「臨場」や同じサスペンスの「ゴンゾウ」で主演を務めた内野聖陽なんかはいいんじゃないか…と勝手に思っている。(これは完全に私の好みであることは自覚している。)
ちなみに日本のドラマとして最も24に近いのは2008年に放映された龍門諒原作のドラマ「BLOODY MANDAY」があると私は思っている。あのドラマで捜査官を演じていた松重豊も良かったな、と思っているのも理由としてあるのかもしれない。(個人的に主演の三浦春馬より好きだった。)
ともかく、ドラマの続報と本放送に大いに期待したい次第である。
それでは今回はこの辺で。