ザ・ラストシップ

巷では中国で発生した新型コロナウイルスの流行が騒がれているが、最近見たドラマの中でも面白かったのが未知の凶悪ウイルスを題材にした「ザ・ラストシップ」である。

ザ・ラストシップ コンプリート・シリーズ (1st~ファイナルシーズン/11枚組) [Blu-ray]

 Amazonプライムでもシーズン1～5(吹替え・字幕)が配信されているようだ。

シーズン1では、アメリカ海軍の駆逐艦「ネーサン・ジェームズ」が訓練任務のために北極海へと向かうことになるところから始まる。このネーサン・ジェームズには疾病管理対策センター(CDC)の女性研究者が同乗していたが、艦長のトム・チャンドラー以下乗組員の中に彼女の任務について知る者は誰もいなかった。

チャンドラーが彼女に任務について問い質すと、彼女の口からは驚くべき事実が明かされるのである。

それは、世界では未知のウイルスが蔓延していて、人類は死に絶えつつあるということであった。彼女は合衆国政府からウイルスのワクチンを完成させろという命令を受け、ウイルスから逃れさせるためにネーサン・ジェームズの乗組員を航海に送り込んで「最後の人類」として人類を再興させる重いミッションを負ったというのだ。

ウイルスに感染したらほぼ確実に死ぬという危機的な状況下で、船を狙う外敵に立ち向かうという非常にスリリングなアクションドラマとなっていて面白い。

何と言っても海軍の艦船がドンパリやり合うシーンがてんこ盛りなので滅茶苦茶盛り上がる。アメリカこそが正義、海軍万歳という世界観でありアメリカドラマの真骨頂とも言えるだろう。

またネタバレになってしまうので詳しいことを述べるのは避けておくが、シーズン1より2の方が圧倒的に面白い。しかしシーズン1を見ていないとシーズン2はストーリーの内容が確実に分からなくなると思う。

シーズン3では「伝説の海賊」役として真田広之が出演している。アメリカドラマで日本人俳優を見るのも新鮮である。

今回はこの辺で。