横浜競馬場は幕末の1866年に外人居留地の娯楽施設として開設され、翌年から競馬場として使用された。
当時は競馬場は治外法権に基づいて運営されていたため、江戸幕府や明治政府の介入なしで馬券が発売されていた。
明治期から昭和の初めにかけて全盛期を誇ったが太平洋戦争の開始により横浜競馬場は休止され、敗戦後は連合国軍によって一帯が接収された。その後1960年代にようやく日本側に返還された。
しかし、周辺の都市化が進み競馬場を再開する環境にはなかったため、公園として整備されることになった。
現在では、一等馬見所のみが保存され、2009年には経済産業省から近代産業遺産に指定されたが、現在に至るまで本格的な修復作業はなされていない。
近くで見るとかなり迫力があった。今に至るまで具体的な整備がなされておらず廃墟のようになっているので改修してほしいと思った。
それでは今回はこの辺で。