明日に迫った、東京2020オリンピック開会式は、音楽担当の小山田圭吾氏に続き遂に統括役の小林賢太郎氏まで、過去のコントの中でナチスドイツのホロコーストをネタにしているという趣旨があったとして不適切とみなされ、組織委員会から解任されてしまった。
ここまでくるとウケるというほかない。全く笑い事ではないが、失笑物である。
どこまで燃え広がれば気が済むのか。
流石に開会式はやりませんと言える甲斐性はないようなので(米国様の放送局の放送枠を開ける訳にもいかないだろうし)開会式は予定通り行う方向だそうだが。
本邦に住む人間は、この恥の祭典を決して忘れることのないように、覚えておかねばならない。間違いだらけのオリンピックにどうして政府は、企業は、国民は地獄のパレードを練り歩く羽目になったのか、未来数十年にわたって徹底的に検証しなくてはならない。
私は自分が観に行くはずだった2020年2月26日、Perfumeのライブ千秋楽を、開場90分前で中止宣告をされたことを覚えている。
ひょっとしたら隕石でも高速で東京のド真ん中に衝突すれば中止されるかもわからないが、最後まで大会を完走するようであれば、それはこの国に住む1億2000万人と、世界の人々に対する死刑宣告となるだろう。
今からでも遅くはない。日本国民を苦しめ、全世界に無知と醜態を晒すオリンピック・パラリンピック大会から今すぐに手を引くべきだ。
今日はこの動画見てもう寝ます。2016年リオデジャネイロオリンピック閉会式(安倍マリオ)のときのデモンストレーションのメイキング動画である。あのデモンストレーションでいい夢見せてくれたって感じだが、願わくばこのメンバーでの開閉会式が見てみたかったという私の勝手な妄想である。
