こんにちは。
5月7日まで新宿駅東口のタカシマヤタイムズスクエアの東急ハンズ新宿店で「マニアフェスタ」なる催事が行われていると知り、覗いてみることにした。
マニアフェスタが行われているのは2階のフロアだった。
私の目当ては「空想地図マニアコーナー」だ。
いよいよ【4/23〜5/7@東京・新宿】マニアフェスタ×東急ハンズ(新宿店2F)で、大判空想地図〜だけでなく、超お役立ちな(首都圏の)路線図や、市外局番柄ポスター、誰でも空想地図が作れる空想地図キット等の新商品も登場。中村市だけでなく、@ibrn_ の多奈崎市の地図も登場します。 pic.twitter.com/13sQYM35LB
— 地理人(マニアフェスタ@東急ハンズ新宿店 〜5/7) (@chi_ri_jin) 2019年4月21日
色々とグッズを眺めて、今回私が購入したのは"Transit Map TOKYO"(540円)である。
乗り換え・接続を重点に置いた地図で、駅と駅を結ぶバス路線や車窓から見える河川や地形も掲載されているところが珍しいと感じた。
全体を広げるとこのようになる。
それにしても東京とその近郊の鉄道路線の多さには目を見張るものがある。
都心を環状に走る山手線から放射状に延びる私鉄各線、山手線の内側には複雑に入り組んだ地下鉄路線があり、そこに住んでいる人でさえも路線を十分に理解するのは難しいのではないか思われる程だ。
これは地図の東京駅から上野駅にかけての部分である。
昨今では首都圏の殆どの鉄道路線と駅に外国人旅客向けのアルファベットと数字から成る駅ナンバリングが設定されている。またJR東日本では主要駅にはスリーレターコードを設定している。
異なる駅名でも乗り換え駅に指定され駅同士が接続されている駅が多いのも東京の地下鉄の特徴である。
東京都市圏の鉄道は日中でも運行間隔が数分~10分間隔と頻繁に来る路線も多いが例外もある。例えばJR鶴見線は、沿線に工場が多く住宅地が少ないことから通勤ラッシュの朝晩を除くと本数が数十分~1時間間隔になる路線である。
東京23区の東側にあたる江戸川区は南北に走る鉄道路線が全くない。そのたバス路線が南北に延びていて鉄道路線を補完する機能を果たしている。
また杉並区のJR中央線・西武新宿線・西武池袋線が並走するエリアも似たような状況になっている。
このTransit Map TOKYOは鉄道路線をメインとして路線の間を走るバス路線を掲載するという今までありそうでなかったスタンスだったのが興味深かった。
またラインや字体がスタイリッシュで見やすいため眺めているのが楽しい地図だと感じた。
興味のある方はこの大型連休に東急ハンズ新宿店に行かれてみてはいかがだろうか。
それでは今回はこの辺で。