SHIINBLOG

日本の風景 十選

個人的にいいなと思った日本の風景を10個選びました。選定基準は、なるべくあまり知られていない場所というのと、インターネットに載せたらウケるだろうなと個人的に思ったところです。筆者が横浜市在住のため関東近傍が多いことをご了承ください。

みずほ銀行東京中央支店 OOTEMORI第一出張所(東京都千代田区)

みずほ銀行東京中央支店 OOTEMORI第一出張所

▷選定理由:見た目がかっこいいから

東京駅の丸の内口から半蔵門線大手町駅の方向に地下道を歩く途中にあるみずほ銀行のATMコーナーです。薄暗いオフィスビルの地下道にチェックポイントのようにATMが並んでいるのが面白いのでまず初めに採用しました。東京にお越しの際は是非行ってみてください。休日の日中は意外と人が少ないので無人の状態で撮影できます。

 

多摩ニュータウン(東京都多摩市・稲城市・八王子市・町田市)

多摩ニュータウン駅前

▷選定理由:町が綺麗で気持ちがいいから

東京都多摩市を中心に4市にまたがる大規模ニュータウンで、千里ニュータウンと共に日本住宅公団が開発したニュータウンの先駆けとして知られています。複数の開発地区から成っていて、それぞれ造成された時期が異なります。歩道橋の整備による徹底した歩車分離・緑地の造成を行ったことで快適な街づくりを実現しています。

歩道も広く、とても歩きやすいので散歩には最適の町だと思います。

 

上大岡の住宅地(神奈川県横浜市南区港南区)

▷選定理由:

横浜市多摩丘陵の南端に位置しているため、坂道が多く、丘陵に沿って住宅地が開発されたという歴史があります。横浜では上の写真のような住宅地の景観が多く見ることができます。

1枚目 清水ヶ丘公園

2枚目 港南区上大岡東1丁目

JR大船駅の電光掲示板(神奈川県鎌倉市)

▷選定理由:ヨーロッパのターミナル駅みたいでかっこいいから

大船駅横須賀線総武線(一部内房線外房線成田線直通)直通列車、東海道本線上野東京ライン湘南新宿ラインの列車が発着するため、東京方面の列車の行先・発車時刻・停車駅が一目でわかる発車案内板が設置されています。

ここまで大きい電光掲示板は珍しいと思います。

中山道 奈良井宿(長野県塩尻市)

▷選定理由:宿場町の景観が残っていて素晴らしい

木曽地方の旧中山道沿いにある奈良井宿文化庁が指定する「重要伝統的建造物群保存地区」でもあり、江戸時代に中山道の宿場として栄えた頃の景観がそのまま残されています。

 

薩埵峠(静岡県静岡市清水区)

▷選定理由:有名な場所ではあるものの、富士山と道路の組み合わせの景観が素晴らしいから

歌川広重の「東海道五十三次」のテーマにもなっている場所で、東名高速道路国道1号東海道本線という交通の大動脈と富士山が一度に見渡せる峠です。富士山が綺麗に見えるのは冬の間だけですが行く価値は十分にあると思います。

 

愛媛県庁(愛媛県松山市)

▷選定理由:建物がお洒落だから
本館は1929年に竣工し、2020年に国の登録有形文化財に指定されています。

ドームのある特徴的な建物が素晴らしいです。

 

秋田県南秋田郡大潟村

大潟村干拓博物館

▷選定理由:広大な田畑・長い直線道路などここでしか見られない景色が多いから

mineharu.hatenablog.jp

秋田県にあった日本第2位の広さがあった淡水湖・八郎潟を高度成長期に干拓して生まれた村です。過去にブログ記事も書いたのでそちらも参考にしていただきたく存じます。

 

石切から望む大阪平野(大阪府東大阪市)

▷選定理由:見晴らしが素晴らしいから

近鉄奈良線石切駅周辺から見られる大阪平野大阪市中心部の景観。昼間にしか行っていないので今度は夜景を見に行きたいです。

 

茨城県庁(茨城県水戸市)

左:茨城県警本部 右:茨城県庁

茨城県庁舎展望フロアからの眺望

茨城県庁舎展望フロアからの眺望

▷選定理由:庁舎の美しさ・眺望の良さ

鉄道駅から距離があることから、「最寄り駅は高速バスが出ている東京駅」と揶揄されることもある茨城県庁ですが、庁舎の綺麗さと眺望の良さでは他の都道府県庁に引けを取らないと思います。

 

次点:東急田園都市線 たまプラーザ駅(神奈川県横浜市青葉区)

近年改築し開放的な駅舎となったたまプラーザ駅は近未来的なデザインである反面、冬季は特に雪が降ると風が通り抜けてめちゃくちゃ寒くなるらしい……

次点:横浜ランドマークタワー(神奈川県横浜市西区)

横浜ランドマークタワー大阪市あべのハルカスに抜かされるまで日本一高いビルでした。69階の展望台と入り口を結ぶエレベーターの下り速度は現在でも世界一の速さです。1990年に着工し、1993年に開業したことから、内装はバブル経済の雰囲気を残す豪勢な造りになっていて世界的にも珍しいスパイラル・エスカレーター(3枚目の写真、三菱電機製)もあります。

 

次点:大仏・海岸の案内標識(※現存しません)(神奈川県鎌倉市)

単純明快な標識であることからTwitterで話題になったこともありましたが、近年撤去されてしまいました。とても残念です。

 

次点:いちご橋(東京都小金井市)

西武多摩川線新小金井駅から徒歩数分のところにある歩道橋から撮影できます。門型の鉄塔は後から東京電力が設置したもので鉄道の電力とは関係のないものです。上の写真のような鉄道と送電線が連なった景色を見ることができて圧倒されます。

次点:スカイタワー41(山形県上山市)

1999年に竣工した山形県上山市タワーマンションで、デベロッパーは東京都の不動産開発業の山万です。

ここは2chで話題になったことにより、今日ではインターネット上でもかなり有名になった場所なので次点といたしました。田んぼの中に聳えるタワーマンションという構図の写真が、あまりに異様で話題になったのですが、別の方角を見ると住宅街が広がっていることが分かります。実は、このマンションの建っている場所だけ市街化調整区域外となっていることなどから行政の圧力があったのではないかとも言われています。

最上階の部屋は釣り好きの江口洋介が購入したのではないかという噂が流れたこともありましたが、のちに否定されています。

 

以上が私が選ぶ「日本の風景 十選」です。皆さんも自分のお気に入りの場所があったら共有してみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。