鋸山の標高は329.4mで正式名は乾坤山といい、山内に日本寺という曹洞宗の寺院がある。浜金谷駅から10分ほど歩くとハイキングコースの入口に着く。
山の標高は比較的低いが、ハイキングコースのアップダウンが激しいので結構疲れた。
鋸山は凝灰岩から成り、建築材として優れていたため房州石の産地として江戸時代から採石が盛んに行われた。鋸山で産出された石は神奈川県庁の建築材として用いられたほか、横須賀軍港の建設にも用いられた。ここでの採石は1985年まで行われた。
山頂の手前には「東京湾を望む展望台」が設けられている。本当は山頂まで行きたかったが日没までに下山できない可能性があったため、今回はこの展望台を目的地とした。
なお、ロープウェイの駅も「山頂駅」を名乗っているがこちらは本当の山頂ではない。
展望台に登ると視界を遮るものは殆どなく、絶景を拝むことができる。かなり優れているので是非行ってみてほしい。